舘洋介 (vocal/guitar)、鈴木ロウ (bass)、藤本光太郎 (drums)。 2011 年に舘と藤本が前身バンドを結成。
2012 年 8 月に鈴木が加入し、TOKYOGUM としての活動を開始。翌年 3 月に自主レーべル gumrecord より 1st ミニアルバムを全国流通させる(※1000 枚完売間近)。同年 9 月には渋谷残響ショップにて 3rd デモを 200 枚 限定販売し、約 4 カ月で完売。 繊細ながら芯のある声で歌われる舘の唄は時に、あまりに率直すぎるほど飾らない歌詞に乗って、爽やかに響く。そしてその唄を支えるでもなく、むしろ唄とせめぎ合うかのようにその個性を主張する演奏は、全く型にはまらない大胆さと挑戦に溢れている。今にも崩 れ落ちそうな危ういバランスで駆け抜けて行くこの楽曲群は、彼らの若さとその野心によって突き動かされた衝動そのものの様に、聴 く人の心を打つだろう。前作から成長を見せながらも、その初期衝動を全く失わず、より研ぎ澄まされた彼らの音楽を、「今」体感して 欲しい。